作られた生活を送る未来ではなく、
逆境にあっても心に灯し続けられるものをもち
未来を自分で切り拓く力を育む
作られた生活を送ることを目標としたお仕着せの未来ではなく、
未来を自らの力で切り開き、
自分の好きなことを楽しみ、
逆境にあっても心に灯し続けられるものを持つ、
豊かな人生でなければならない。
その根を張るためのカリキュラムでなければならい、
青年自身がやりたいことをやれなければならない、
自分づくりと仲間づくりができる居場所づくりの研究科でなければならない。
生きていくためには、必要なことを誰かにしてもらうものではなく、自分でやっていくことが大切です。それが「自立」することです。
しかし、いきなり「自立」できるものではありません。また、「自立」するためには、自らを正して行動する「自律」するということが必要です。
研究科では、青年たちの生きていく力を養成するため、人と人とのふれあいの中でお互いが助け合うことの大切さを学びながら、生きていくための基礎部分である土台づくりを目指します。
・時間がかかっても自分で経験してもらうことで、困った感を醸成し、「自律」への糧とします。
・「できること」「できにくいこと」「できないこと」を自ら考え行動すること、仲間と共に様々な成功や失敗を体験すること、そして自ら答えを出して得られた体験によって自己肯定感が育まれ、さらには達成感へとつながり「自立」していきます。
「自律」とは・・・他からの支配や制約を受けずに自分自身で立てた規範(基準・ルール)に従って行動することです。
「自立」とは・・・他への従属(強力なもの、中心的なものに従う)を離れ独り立ちする、独立、他からの支配や助力を受けずに存在することです。